
特に感染性胃腸炎はウイルスや細菌が原因となることが多く、適切な治療と予防が重要です。
ただし、正しい知識を持つことで症状を緩和したり、感染を防ぐことが可能です。
この記事では、胃腸炎の主な症状、原因、治療法、そして感染を防ぐための具体的な予防策について詳しく解説します。
胃腸炎の主な症状
胃腸炎は、胃や腸に炎症が生じることでさまざまな症状が現れます。
以下に、代表的な症状を詳しく解説します。
下痢
胃腸炎で最も多く見られる症状の一つが下痢です。
水分を多く含む便が頻繁に出る状態が特徴で、これが続くと体内の水分や電解質が失われます。
放置すると脱水症状に繋がるため、こまめに水分補給をすることが重要です。
嘔吐・吐き気
嘔吐や吐き気は、体が病原体や異物を排出しようとする自然な反応です。
特にウイルス性胃腸炎では激しい嘔吐が見られることが多く、これにより体力が著しく消耗することもあります。
腹痛
胃や腸が炎症を起こして収縮することで、腹痛が引き起こされます。
痛みの程度は個人差があり、軽度の不快感から強い痛みまでさまざまです。
場合によっては、腸の強い痙攣が原因となる鋭い痛みが現れることもあります。
発熱
細菌性胃腸炎では、体が感染に対抗しようとして発熱を伴うことがあります。
38度以上の高熱が続く場合には、感染が重症化している可能性があるため、速やかに医療機関を受診する必要があります。
脱水症状
口の渇きや尿量の減少、めまい、倦怠感といった症状が現れることが特徴です。
重度の脱水症状に進行すると命に関わることもあるため、経口補水液やスポーツドリンクを活用して早めに対処することが必要です。
胃腸炎の主な原因
ウイルス性胃腸炎
ウイルスが原因で発症する胃腸炎の代表例には、ノロウイルスやロタウイルスがあります。これらのウイルスは、汚染された食品や水を摂取することで感染が広がるほか、感染者との直接的な接触でも広がります。
特にノロウイルスは非常に感染力が強く、冬場に流行しやすいのが特徴です。
主な症状としては、激しい嘔吐や水様性の下痢が挙げられます。
細菌性胃腸炎
細菌が原因となる場合、サルモネラ菌や病原性大腸菌(O157など)、カンピロバクター菌が主な原因菌です。
これらは十分に加熱されていない食品や汚染された水を通じて体内に入ります。
細菌性胃腸炎では、嘔吐や下痢に加えて高熱や血便が見られることが特徴です。
特にカンピロバクター菌は、加熱が不十分な鶏肉の摂取によって感染することが多いです。
その他の原因
胃腸炎の原因はウイルスや細菌だけではありません。
食品アレルギーによる過敏反応や、ストレスによる胃腸機能の乱れも原因となることがあります。
また、抗生物質や鎮痛剤といった薬剤の副作用で胃腸炎が引き起こされることもあります。
胃腸炎の治療と対応
胃腸炎の治療では、症状を和らげることと体力を回復させることが目的となります。
特に脱水症状の予防と早期の対処が重要です。
水分補給
下痢や嘔吐によって失われた水分を補うことが最優先です。
経口補水液は電解質を効率的に補えるため、特におすすめです。
スポーツドリンクも軽度の脱水症状には役立ちますが、糖分が多いため飲みすぎには注意が必要です。
コーヒーやアルコール、炭酸飲料は胃腸を刺激するため控えましょう。
食事管理
胃腸炎の回復を助けるためには、消化に良い食事を摂ることが大切です。
おかゆやスープ、煮込みうどんなどが適しています。
一方で、脂っこいものや香辛料の多い食べ物、冷たい飲食物は避けるようにしましょう。
休養
十分な休息を取り、体力を回復させることも重要です。
特に熱がある場合や体がだるいときは無理をせず、安静に過ごしてください。
医師の診察が必要な場合
高熱が続く、血便が出る、脱水症状がひどい、症状が数日経っても改善しない場合は、速やかに医療機関を受診してください。
胃腸炎の予防法
胃腸炎を予防するためには、日常的な衛生管理が欠かせません。
手洗いの徹底
食事の前やトイレの後には石鹸を使って丁寧に手を洗いましょう。
流水で20秒以上洗うことで、ウイルスや細菌の感染リスクを大幅に減らすことができます。
食品の適切な調理
生肉や魚介類は中心部まで十分に加熱し、生野菜は流水でよく洗ってから調理してください。
これにより、細菌感染のリスクを減らせます。
免疫力の維持
バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠を心がけ、体の免疫力を高めることも予防に繋がります。
正しい知識を付けて重症化を防ぎましょう
胃腸炎は、下痢や嘔吐、腹痛などで生活に大きな影響を及ぼす病気ですが、正しい知識と適切な対応で重症化を防ぐことができます。
特に感染性胃腸炎は、手洗いや食品管理の徹底で予防が可能です。
また、症状が重い場合や改善しない場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。日々の予防策を実践しながら、健康を守る習慣を身につけましょう。
福岡県糸島市高田「進藤医院」
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